自動画像

須谷雄三主審がJ1デビュー。ベルマーレ舘のDOGSOを確かな走力で見極め成功。(J1第28節)

J1リーグ第28節。注目の判定・注目の試合をピックアップし、簡単に講評する。

審判Topics

岩淵のファウル&イエローカード

は妥当性あり。

京都 vs 岡山

(主審: 大橋侑祐 VAR: 小屋幸栄)

前半5分、カウンターからファジアーノが江坂のゴールで先制するもVARが介入。OFR(オン・フィールド・レビュー)の結果、ボールとは無関係なところでファジアーノの岩淵のファウルを採って、ゴール取り消しとなった。

リプレイ映像で見ると、ゴール前に戻ろうとしたサンガの平戸の進路に割って入り、肘を出してブロックしている。ボールがない状況での接触であり、かつ岩淵は明らかに進路を変更して平戸をブロックしにいっている。そうなるとファウルを採らざるを得ない。突き出した肘が顔から首のあたりにヒットしているので、ラフプレーでの警告も妥当だ。

大橋主審としては、ボール側にフォーカスせざるを得ない状況であり、岩淵の接触が視野の外になってしまうのはやむを得ない。A2の亀川哲弘副審も間接視野では見えたかもしれないが、フォーカスするのはオフサイドジャッジであり、細かい点の見極めは現実的ではない。VARがあってよかった…という場面だ。

湘南 vs G大阪

(主審: 須谷雄三 VAR: 御厨貴文)

45分、ベルマーレの舘がゴール前で満田を倒してDOGSO(決定機阻止)で一発退場。自らのミスきっかけではあったが、後方から追走酢する中で、ホールディング気味になりながら、最後は足も絡んで倒してしまった。本人も潔く受け入れるしかない、明らかなDOGSOだった。

結果的にはそこまで難しい判定ではなかったが、縦に速い展開にしっかり追走し、至近距離で見極めた須谷主審の走力は見逃せない。自身のJ1デビュー戦を見事に飾った。

柏 vs 福岡

(主審: 先立圭吾 副審: 熊谷幸剛、中澤涼 VAR: 清水勇人)

20分、エリア内で仕掛けたレイソルの小泉が倒されてPK。ワンタッチで前に出たところで、安藤が出した足に引っ掛かった形。小泉が足をあえて残して誘発した印象はあるが、接触は確かにあるし、安藤は後手を踏んでボールに触れることができていない。ファウル判定は十分に妥当性がある。

72分、再び安藤のファウルで本日2度目のPK。スルーパスに対して細谷が抜け出しかけたところで、追走して背中側から接触。これも微妙な接触ではあるが、肩同士ではなく背中への接触に見えるので、こちらもファウルを採られてもおかしくはない。

88分、アビスパのゴールはオフサイドで取り消し。ニアですらしたタイミングで藤本一輝がオフサイドポジション。藤本はシュートを空振りしたものの、ボールに触れているのでオフサイドの可能性あり。さらに、藤本がボールに触れた時点で、最終的にゴールに押し込んだ見木がオフサイドポジション。こちらでもオフサイドの可能性あり。

いずれにしても非常にタイトな見極めであり、A1の副審のジャッジは素晴らしいクオリティ。終了間際で疲労も溜まる中での大きな判定だったが、冷静に見極めた。

C大阪 vs 広島

(主審: 上田益也 副審: 浜本祐介、植田文平 VAR: 山本雄大)

32分、エリア内でボールを受けたセレッソのルーカス・フェルナンデスに対して、サンフレッチェのキム・ジュソンの足がかかってファウルでPK。ルーカスのワンタッチでの持ち出しに対してなんとか足を伸ばしたもののボールに触れず。結果的に残り足を巻き込む形となった。ファウル判定は妥当であり、目の前で見極めた上田主審のジャッジは説得力があった。

64分、クロスのこぼれ球を川辺が押し込むも、クロスの場面で木下がオフサイドポジション。ボールには触れていないものの、セレッソの選手の目の前でジャンプしてヘディングを試みており、十分にインパクトを与えている。インパクトの有無は上田主審、オフサイドポジションの確認はA1の副審。見事な連携で見極めた。



本記事は参考情報として提供しており、内容の正確性・最新性について保証するものではありません。

Jリーグマニアを始めよう!
未登録でも記事投稿できます

アカウントがなくても、思いついた内容を すぐに記事として投稿できます。

いま話題になっている記事や、参考になりやすい内容をまとめてチェックしてみる