速攻とセットプレー以外に得点パターンなし。サウサンプトンが必然の降格。(プレミア第36節)
イングランドプレミアリーグ第36節。注目の判定・注目の試合をピックアップし、簡単に講評する。
Referee topics
PK祭りのリーズ。
どれも妥当な判定。
アーセナル vs ブライトン
(Referee: アンディ・マドレー VAR: ピーター・バンクス)
リーズ vs ニューカッスル
(Referee: サイモン・フーパー VAR: ニール・スワーブリック)
27分、エリア内に侵入したフィリポをジョエリントンが倒してPK。多少後追いとなって追走したジョエリントンの足がフィリポに絡んでしまった形で、意図的ではないものの、ボールに触れていない以上はファウルやむなしだろう。中央寄りから外に走って角度を作ったフーパー主審にとっては、見極めは容易であった。
そのPKをバンフォードが決めきれなかった直後の30分、今度はニューカッスルにPK。同じくエリア内に侵入したイサクに対応したヴェーバーだったが、イサクのドリブルに突っ込んでしまい、ボールには触れず。こちらもファウルに値するプレーであることは比較的明白だ。
そして65分、クロスがフィリポの高く上がった腕に当たる。当初はノーファウルの判断だったが、VARが介入し、OFR(オン・フィールド・レビュー)の末に本日3度目のPK判定となった。
フィリポの腕が高く上がっており、その手にボールが当たっている(かすめている)ことは映像を見れば明らかで、あとはその手の妥当性の判断になる。厳密に見れば若干プッシングを受けてはいるものの、あの程度の強度であれば大きくバランスを崩すものではなく、少なくともバランスをとるためにあれほど高く手を上げる必然性はない。ハンドを採った最終ジャッジは妥当だろう。
フーパー主審としては、腕が高く上がったことは視認していたはずだが、ボールに触れたかどうかは見極めきれなかったか。映像で見れば明らかだが、そのほかにも競り合いがある中で、あの僅かな接触を見極めるのはなかなか難しい。VARのお世話になる形になったが、致し方ない部分はある。
後半終了間際にはゴール前に抜け出しかけたゴードンを倒したフィリポが退場に。現地中継映像のグラフィックでは警告2枚での退場となっていたが、ゴードンを倒したプレーはDOGSO(決定機阻止)の要件を満たしているように思えるので、一発退場だったように思える。(どちらにせよ退場には変わりないのだが)
アストンヴィラ vs トッテナム
(Referee: ピーター・バンクス VAR: ジャレット・ジレット)
86分、ケインとマルティネスがエリア内で交錯。当初はノーファウルのジャッジだったが、VARが介入し、OFRの末にPK判定となった。
初見ではマルティネスが先にボールに触れたように見えたので、私もノーファウルであるという印象を持ったが、リプレイ映像で見るとケインがボールに先に触れたことで、マルティネスはボールに触ることができていない。ファウルを採ってPKという最終ジャッジは妥当だろう。
バンクス主審としては、中央寄りの位置に留まっての見極めとなったが、もう少しメインスタンド寄りに回り込んで接触を見極めたかった。とはいえ、接触の判断は非常に際どく、よりポジショニングであっても見極めは難しかったかもしれない。
ブレントフォード vs ウェストハム
(Referee: マイケル・オリヴァー VAR: ロバート・ジョーンズ)
67分、ウェストハムがゴールネットを揺らすもVARが介入。オリバー主審がOFRを行い、ゴールの前にディビン・ムバマのハンドがあったことを確認し、ゴールを取り消した。
リプレイ映像で見ると、ムバマが前に差し出した腕にポストから跳ね返ったボールが当たっている。ムバマ自身が得点者ではないので、腕の位置が不自然でなければノーハンドとなるシーンではあるが、あの位置では自然だとは認められない。ハンドを採った判定は妥当だろう。
各試合の講評
得点力不足が足枷に。
サウサンプトンが無念の降格。
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