山下良美主審のジャッジ。小野裕二のオフサイド以外は妥当性あり。(J1第10節)
J1リーグ第10節。注目の判定・注目の試合をピックアップし、簡単に講評する。
審判Topics
ゴールキックはオフサイドなし。
谷口は触れていないように見える。
新潟 vs 横浜FC
(主審: 山下良美 VAR: 上村篤史)
3分、セットプレーのこぼれ球の争奪戦でゲリアとユーリ・ララが接触。両者ほぼ同時にも見えたが、山下主審はゲリアのファウルを採った。際どい接触ではあるが、私の目にもどちらかといえばユーリ・ララが先に触れたように見えた。少なくとも「明らかにゲリアのほうが先」というわけではないので、山下主審の判定は許容できるしVAR介入も成しえない。
30分、藤田のゴールキックに⑯と谷口が競り合い、流れたボールを小野が収めるもA1の副審の旗が上がりオフサイド。藤田のキック時点で小野はオフサイドポジションだが、そもそもゴールキックとコーナーキックではオフサイドは成立しないので、ジャッジとしては「谷口がボールに触れている&その時点で小野がオフサイドポジション」であった可能性が高い。リプレイ映像で見ると、谷口はボールに触れていないので、ここはミスジャッジだったのかなと思う。
35分、小野と鈴木の接触で小野のファウル。小野はショルダーチャージを主張しており、確かに上半身の接触は肩同士で正当に思えるが、倒れ際に足が接触している。足のファウルを採ったのであれば妥当性はある。
45+1分、鈴木武蔵がボールキープから藤原と接触するもノーファウル。藤原はボールに置いていかれており、遅れて進路を塞いだ感はあったのでトリッピングを採るのが妥当には思えた。ただ、相手に囲まれた鈴木武蔵が「貰いに行った」という印象はあり、山下主審をノーファウルに傾かせたか。個人的にはファウルに思えたが、ノーファウルという判定も許容の範疇ではある。
90分、矢村がゴールネットを揺らすも、シュートの前にボールが右手に当たっておりハンド。得点者は意図によらず「物理的に当たっていればハンド」となる。山下主審はベストに近い角度で事象を見ており、手に当たったのは明瞭に見えたはず。終了間際ということもあり慎重に一息おいて笛を鳴らしたようには感じたが、冷静にジャッジを下した。
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