完敗のアーセナル。アルテタのスタメン固定の功罪?かたやランパードは迷走中。(プレミア第33節)
イングランドプレミアリーグ第33節。注目の判定・注目の試合をピックアップし、簡単に講評する。
Referee topics
ボールに触れたらノーファウル。
そんなことはない。
ウルブス vs クリスタルパレス
(Referee: ロバート・ジョーンズ VAR: ピーター・バンクス)
92分、ジョンストンのバックパスの処理が乱れたところにプレスをかけたネトが倒されてPK。トラップが大きくなって慌てたジョンストンは非常に危険な足裏タックルを繰り出しており、ボールへのチャレンジとはいえラフプレーでファウルに相当するのは明らかだ。足裏が直撃していれば一発レッドもありえたが、先にボールに触れたことで勢いが弱まったのが「まだマシ」だった。
ジョンストンはボールに触れたことを主張していたが、ボールに触れたからと言ってノーファウルというわけではない。ボールに触れたとしても相手の安全を脅かすプレーはファウルであり、今回のプレーはまさしく「ラフプレー」であった。
ノッティンガム・フォレスト vs ブライトン
(Referee: ジャレット・ジレット VAR: ロバート・ジョーンズ)
9分、エストゥピニャンが自陣エリア内でネコ・ウィリアムズにボールを奪われた直後に接触。追いすがったところで、ネコ・ウィリアムズの足を巻き込む形になっており、ファウルを採られるのはやむを得ないだろう。
ジレット主審としては、自陣エリア内でのボールロストということで、ブライトンの攻撃に向けたポジションを取ることが多いため、逆をとられがちな場面だったが、即座の動き出しでよい角度・位置を確保して見極めた。ナイスジャッジであった。
一方で終了間際の88分のシーンではVARの「お世話になる」形に。コーナーキックの場面で競り合った際に、目測を誤ったダンクの右手にボールが当たっており、VARレコメンドによるOFR(オン・フィールド・レビュー)で確認の末、PK判定となった。
ジレット主審としては、中央寄りで距離・角度ともに理想に近いポジショニングには思えたが、他の箇所でも選手が競り合っており、目線が散ってしまったか。なお、腕は高く上がっていて、いわゆる「被った」形になっているので、ダンクとしては言い訳のしようがない。
ウェストハム vs リヴァプール
(Referee: クリス・カヴァナー VAR: ニール・スワーブリック)
88分、エリア内の混戦の中でチアゴの腕にボールが当たるも、ノーハンドの判定。VARも介入せず、そのままジャッジ確定となったが、これにウェストハム陣営・モイーズ監督が猛抗議。試合終了後にホームのファンからブーイングが起こるなど、議論が起こりそうなジャッジとなった。
ボールが腕に当たったことは間違いないので、あとは腕の位置の妥当性の判断ということになる。個人的には、ボールを扱うためにスライディングを試み、それが予想外の方向に跳ね返った際に腕に「たまたま」当たったように見える。これがシュートブロックであれば「腕を広げて面積を大きくした」とみなせるだろうが、そもそもはボールに向けたスライディングなので、腕の位置や広がりは自然なものであったと考える。
私がリヴァプールファンであるのは公然の事実だが、それを抜きにしてもノーハンドというカヴァナー主審の判断は一定の妥当性があると思う。
アストンヴィラ vs フラム
(Referee: トーマス・ブラモール VAR: トニー・ハリントン)
13分、エリア内でワトキンスが倒れるもノーファウル。SPOTVの中継映像ではバックスタンド側からの角度の映像しか再生されずわかりにくかったが、アダラバイヨの足がワトキンスに接触するのと同時にボールにも僅かに触れているように見える。
もしアダラバイヨが全くボールに触れていなかった場合には、ファウルの可能性がかなり高まるのでVARは介入したはず。そうしなかったということは、すなわちボールに触れていたということなのだろう。
各試合の講評
チグハグなチェルシー。
今季はもはや諦めたのか?
チェルシー vs ブレントフォード
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