サンガのアフターチャージが続発。カードを抑止力に使えていれば…。(J1第11節)
J1リーグ第11節。注目の判定・注目の試合をピックアップし、簡単に講評する。
審判Topics
アルビ奥村の転倒は
主審から見えにくい角度&位置。
新潟 vs 京都
(主審: 小屋幸栄 VAR: 上田益也)
16分、エリア内で粘った奥村が福岡のタックルを受けて倒れるも当初判定はノーファウル。ここでVARが介入し、OFR(オン・フィールド・レビュー)の末にPK判定となった。
当初の見え方としては、奥村がやや跳ねるように転倒したのもあり、接触がほとんどない状況で「跳んだ」という印象になったのかもしれない。リプレイ映像で見ると、足を踏まれているのでファウル妥当だろう。
主審の位置からは物理的に接触が見えにくく、ポジショニングの工夫では正直どうにもならない位置なので、この判定について小屋主審を責めるのは酷だろう。
ただ、サンガの激しいプレーのマネジメントという点では、小屋主審のレフェリングには改善の余地があったように思う。
12分、アルビレックスの藤原に対しサンガの福田がスライディング。ボールをめざしたものではあったが、藤原がブロック気味に置いた足をもろに巻き込むことになり、足首を挟み込む危険なタックルとなった。最終的にボールに触っているとはいえ、相手の安全への配慮を欠いた行為であり、最低でもイエローカードは必要だったのではないか。
14分にはルーズボールを処理しようとした稲村に対しラファエル・エリアスが背中側から遅れてチャージ。アクシデンタルではあるが足首あたりを踏むような形にもなっており、カードには至らないかもしれないが、配慮が欠けた「荒っぽい」プレーだ。31分にも米本が秋山にアフターチャージ。ビッグスワンスタジアムからもブーイングが飛ぶ展開になった。
サンガはファウル数がリーグの中でも多いことをふまえると、ここのコントロールはこの試合の肝。小屋主審としては序盤でファウルの見極めがやや甘めになってしまった結果、サンガのファウルの連鎖を止められなかった印象だ。
たらればの話だが、序盤ではあるものの福田のファウルにイエローカードを提示していれば抑止力になったかもしれない。41分にようやく米本にこの試合最初の警告が出たが、個人的な印象としてはやや遅かったように思う。
52分、松田天馬が藤田に遅れて接触したシーンも顔付近へのアフターチャージであり危険。ただ、勢い余って突っ込んでしまった感もあり、これで2枚目の警告というのはやや厳しいか。
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