心身充実のラシュフォード。モイーズは攻守に誤算続きで変革が必要。(プレミア第18節)
イングランドプレミアリーグ第18節。注目の判定・注目の試合をピックアップし、簡単に講評する。
Referee topics
ハンドでのゴール取り消し。
プレミアリーグは
OR(オンリー・レビュー)派?
ウェストハム vs ブレントフォード
(Referee: ダレン・イングランド VAR: ジョン・ブルックス)
14分、エリア内でドーソンが倒れるもノーファウル。ヤンセンはボールに触れておらず不用意なチャレンジであったことは間違いないが、ドーソンが両足を揃えて倒れたのはプレーを続けようとせずに「ファウルを誘った」感が強い。ファウルを採る判断もありえたが、個人的にはノーファウルのジャッジを支持したい。
48分は、ドリブルを仕掛けたボーウェンが倒され、イングランド主審はPKとジャッジするも、VARのOR(オンリー・レビュー)によりフリーキックへと判定が変更された。ボーウェンが前のめりに倒れたので判定は難しかったが、イングランド主審が中央寄りのポジションに留まったことで、見極めはより難しくなった印象だ。イングランド主審はポジション修正をやや「サボって」見極めに失敗することが散見され、依然として課題解消の兆しはない。
70分には、トニーの前進を阻んだツォウファルのファウルを採って警告を提示。状況としてはDOGSO(決定機阻止)という判断が下る可能性もあったが、最終のボールタッチがやや大きくなり、シュートの角度がなくなりつつあったこともふまえると、SPA(チャンス阻止)という判断も受け入れられる。なお、ウェストハム側はノーファウルを主張していたが、ドリブルの進路に「横入り」する形なので、ファウルであることはほとんど異論の余地がない。
ウルブス vs マンチェスター・U
(Referee: ロバート・ジョーンズ VAR: ダレン・イングランド)
84分、ラシュフォードのシュートをジョゼ・サが防ぎ、弾いたボールがラシュフォードに当たってゴールイン。このシーンにVARが介入し、VARのORでラシュフォードのハンドを採ってゴールは取り消しとなった。
ゴールを決めた当事者のプレーなので、意図にかかわらず腕に当たっていればゴール取り消しとなるシーンだ。Jリーグだとこのパターンは「事実」に近いものの主審によるOFR(オン・フィールド・レビュー)が推奨されている事象だが、プレミアリーグはどうやらそうではないらしい。腕に当たったかどうかはVARチェックのみで明白に判断できるので、OFRは要らない…という考えなのであろう。
フラム vs サウサンプトン
(Referee: グレアム・スコット VAR: デーヴィッド・クーテ)
95分、ルーズボールにジェームズ、リャンコが競り合う中で、バズヌが絡んでPKを献上。パンチングを試みたバズヌだったが、リャンコが先にボールを触ったことでジェームズに体当たりするような形になった。ファウルを採られるのはやむを得ない。
ゴールは無人ではあったが、ジェームズはまだボールをコントロールできていなかったので、DOGSOは成立せず。状況としてはSPAになるが、エリア内でのボールに対するプレーなので懲戒罰は一段階下がってノーカード。スコット主審のジャッジはすべて妥当性がある。
AFCボーンマス vs クリスタルパレス
(Referee: アンドレ・マリナー VAR: ピーター・バンクス)
35分、エリア内でシュートを打とうとしたムーアがドゥクレと接触して転倒するもノーファウル。ドゥクレは最終的にボールに触れて刈り取っているものの、その前にムーアが振り上げた足に接触しており、個人的にはファウルを採るのが妥当に思えた。
ただ、「結果的にボールに触れているのでノーファウル」という判断であれば「明白な間違い」はなく、VARは介入しえない。VARの運用としては間違いではないが、マリナー主審のオリジナルジャッジにはやや疑問が残った。
ニューカッスル vs リーズ
(Referee: サイモン・フーパー VAR: マイケル・サリスバリー)
40分、ロングカウンターの場面で、シェアがアダムズと接触して倒れるもノーファウル。長い距離を走ってきたシェアがつんのめって倒れたように見えたので、多少の接触はあったとしても、あれでファウルを採れないだろう。アダムズとしても、不用意に足を出すなどはしていなかったので、ノーファウルというジャッジで問題なかろう。
各試合の講評
無双状態に入ったラシュフォード。
どこまで続くか。
リヴァプール vs レスター
ウェストハム vs ブレントフォード
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