プレー選択能力の高さが光る三笘薫。総合力で言えばもはやプレミア屈指。(プレミア第31節)
イングランドプレミアリーグ第31節。注目の判定・注目の試合をピックアップし、簡単に講評する。
Referee topics
いわゆる「グレー」の事象が多発。
微妙であればVARは介入なし。
ウルブス vs ブレントフォード
(Referee: ポール・ティアニー VAR: スチュアート・アットウェル)
52分、バックパスが短くなったところで飛び出してきたラジャとトティが接触するも、ティアニー主審はノーファウルと判断。VARが1分弱チェックしたが、主審の判定をフォローし、介入はなかった。
ティアニー主審としては、トティに先にボールを触られたラジャが接触直前に足を引っ込める回避行動をとっていることをふまえてノーファウルと判断したのだろう。「接触はあったがノーファウル」という判断だとすると、「明白な間違い」とは言えず、VARとしては介入の余地はない。
逆に、ティアニー主審がもしファウルを採ったとしてもVARの介入はなかっただろう。いわゆる「グレー」の事象だが、個人的には回避しようとしたとはいえ、ラジャはボールに触れていないので、ファウルを採ってPKでもよかったかなとは思う。
マンチェスター・Cvsレスター
(Referee: ダレン・イングランド VAR: ジャレット・ジレット)
10分、縦に突破したグリーリッシュのクロスがエンディディの腕に。当初はノーファウルだったが、VARレコメンドによるOFR(オン・フィールド・レビュー)の末、PKとなった。
エンディディの腕は胴体から離れたうえに肩よりも上に上がっており、これは言い訳ができない。足を伸ばしてクロスをブロックしようとする中で多少上がるのはやむを得ないが、この高さだとハンドを採られるのは致し方ない。
ウェストハムvsアーセナル
(Referee: デーヴィッド・クーテ VAR: ジョン・ブルックス)
31分、ライスのボール奪取からエリア内でボールを受けたパケタがガブリエウと接触して転倒。クーテ主審はPKとジャッジした。ショートカウンターの場面で主審としては逆をとられて遅れがちになりがちだが、瞬間的にスプリントをかけて比較的近い位置で見極めた。
パケタが両足を揃えて倒れたので「飛んだ」印象はあるものの、ガブリエウがボールに対してチャレンジできず、止まろうとしてはいるものの接触は避けられず。不用意なプレーとして捉えることができ、ファウルでPKという判断は十分に受け入れられる。
50分には、マルティネッリのシュートがアントニオの左腕に当たってPK。胴体から離れて広がる形になっており、シュートブロックの場面で当たればハンドはほぼ確定だ。コーナーキックの流れであり見極めはそこまで簡単ではなかったが、速やかにポジションを修正して見極めた。前述のシーン含め、今節のクーテ主審のポジショニングと見極めは素晴らしかった。
リーズvsリヴァプール
(Referee: クレイグ・ポーソン VAR: トニー・ハリントン)
35分、リヴァプールのガクポのゴールシーンでは、トランジションの局面でアレキサンダー・アーノルドのハンドが疑われる事象があった。リプレイ映像で見ると、アレキサンダー・アーノルドの左腕に当たっているのは確かであり、その位置の妥当性および意図が論点になる。
まず、アレキサンダー・アーノルドはどちらかと言えばボールを避けようとしているようには見えるが、左腕は胴体とは逆の動きをしており、ボールが来るであろう方向に(期待を込めて)差し出したようにも見える。一方で、フィリポがボールを扱ってからの時間・距離は非常に短く、ボールに反応したというようには見えない。
非常に難しいところだが、明らかに意図的ではないものの、ボールが当たることを期待していて腕を差し出したように感じるので、個人的にはハンドでゴール取り消しが妥当だったと考える。ポーソン主審の角度からだとよい見極めはできなかったと思われるので、せめてOFRはしてもよかったのではないか…というのが個人的な見解だ。
各試合の講評
不測の交代が好転。
ブライトンのチーム力の高さ。
ブライトン vs チェルシー
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