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「距離感」を正確に把握することは審判員にとって難しい。(CLプレーオフ)

チャンピオンズリーグの決勝トーナメントのプレーオフの2ndレグ。注目の判定・注目の試合をピックアップし、簡単に講評する。

Referee topics

多くのオフサイドジャッジは

主審と副審の協力プレイ。

PSV vs ユヴェントス

(Referee: Slavko Vinčić Assistants: Tomaž Klančnik、Andraž Kovačič VAR: Alen Borošak)

63分、こぼれ球をウェアが弾丸ミドルで叩き込むも、副審の旗があがってオフサイドで取り消し。ここでVARが介入し、スラヴコ・ヴィンチッチ主審(スロヴェニア)がOFR(オン・フィールド・レビュー)を行ったうえで、ゴールを認めるジャッジとなった。

フリーキックをコープマイネルスが蹴った時点でロイド・ケリーがオフサイドポジションにおり、ルーク・デヨングに影響を与えている(動きを抑制している)のは間違いない。ただ、ボールはルーク・デヨングの遥か頭上を通過しており、もしケリーとの接触がなくてもボールに関与できた可能性は極めて低い。

ポイントは「ルーク・デヨングがボールにチャレンジできる可能性があったか」という主観的な判断になるので、オフサイドに関する判定ではあるがOFRの対象となった。最終ジャッジとしてゴールを認めたのは適切な判断だと思うし、ケリーのポジションも際どかったのでA2のアンドラジュ・コヴァチッチ副審のラインジャッジは称賛に値する。

今回ポイントとなった「距離感」は、審判団のジャッジとしても非常に難しい観点の一つだ。リプレイ映像は繰り返し見たりコマ送りにしたりできるが、プレーは一連であり審判員の頭に残る画像・残像は常にぼやけていく。特にセットプレーなどは多くの選手が入り乱れるため見るべき箇所が多く、すべての状況を整然と把握するのは困難だ。審判団としても難しい判断であったことは選手・チーム・ファンにも理解してほしいところだ。

スポルティング vs ドルトムント

(Referee: Davide Massa Assistants: Ciro Carbone、Stefano Alassio VAR: Aleandro Di Paolo)

56分、裏に抜け出したアディエミと飛び出してきたGKルイ・シルヴァが交錯。ボールに触れたようにも見えたが、リプレイ映像で見るとルイ・シルヴァはボールにプレーできておらず。ファウル妥当だ。

ダヴィデ・マッサ主審(イタリア)としてはやや遠い位置であり、かつ最後のボールタッチはルイ・シルヴァの体と被って見えづらい。角度的にもA1のチーロ・カルボーネ副審のほうが見やすかったはずで、おそらく審判団での連携により導き出した判定だろう。



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