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インテルとバルセロナの死闘。インテンシティ低下、クンデ不在。見どころ満載。(CLベスト4)

チャンピオンズリーグもいよいよベスト4。準決勝の2nd Legから注目の判定・注目の試合をピックアップし、簡単に講評する。

インテル vs バルセロナ

<審判Topics>

VARに救われた面はあるが

円熟味を見せたマルチニアク主審。

Referee :

Szymon Marciniak

Assistant Referee :

Tomasz Listkiewicz

Adam Kupsik

4th Official :

Paweł Raczkowski

VAR :

Dennis Higler

Pol van Boekel

経験豊富なマルチニアク主審。円熟のレフェリング。

1st Legを担当したトゥルパンやヴィンチッチとともに主審のエース格として君臨するシモン・マルチニアク(ポーランド)が激戦必至の大一番を担当。両チームが熱くなるシーンもあったが、ベテランらしく落ち着いた&毅然とした振る舞いが目立ち、なんとか試合の秩序を保った。

25分、ダニ・オルモのシュートの跳ね返りがアチェルビの左腕に当たるもノーハンド。バランスを崩す中でやむを得ない腕の広がりではあったし、広がった腕を畳もうとした中での接触。自然な動きだし、ボールが当たった時点での広がりもそこまで大きくないので、ノーハンドで問題ないだろう。

37分、バルセロナがカウンターで前進したところで、パスが出た後にダニ・オルモの後方からチャルハノールがアフターで接触。ヤマルのシュートに繋がったのでアドバンテージ適用は妥当で、そのうえでチャルハノールのタックルは「無謀」なのでイエローカード提示も妥当。状況と接触度合いをふまえた的確な判断だった。このあたりはベテランならではの確かなポジショニング、状況判断が光る。

クバルシのタックルはボールに届かず。PK妥当。

42分、ラウタロ・マルティネスに対しクバルシが決死のスライディング。角度によってはボールに届いたように見えたが、ラウタロが寸前でボールの右側に足を差し込んでおり、クバルシはぎりぎりボールに届いていない。際どいタイミングではあったが、ファウル判定は妥当だ。

ピッチの中央寄りの角度から見ると、クバルシがボールにぎりぎり触れたように見えるので、ノーファウルに見えたのも無理はない。ただ、ゴールライン側からの映像をスローで見れば接触の子細はしっかり確認できる。VARは最適な映像を示したので、OFR(オン・フィールド・レビュー)もスムーズに行われた。

マルチニアク主審は、速攻に対して出遅れ。

マルチニアク主審としては、インテルがボールを奪ったところで速攻に備えてスプリントを開始したが、チャルハノールが目の前でボールを受けたところでスピードダウン。これにより完全に出遅れてしまい、かなり距離がある状態で接触を見極めることになった。インテルのカウンターの鋭さをふまえると、多少進路をずらしつつスピードを落とさないほうがよかったかもしれない。

とはいえ、絶対的な走力がそこまであるわけではないマルチニアク主審としては、インテルの速攻への完璧な追走はかなり厳しい。今回は、OFR(オン・フィールド・レビュー)に使われたゴールライン側からの映像が最もわかりやすい。「VARがあってよかった」シーンだろう。

DOGSO(決定機阻止)かどうかという点も際どいが、ラウタロのラストタッチがゴールからそれる方向(進行方向から向かって左)なので、「プレーの方向」という点に疑問符がついたか。SPA(チャンス阻止)であれば、ボールに対するチャレンジなので一段階下がってカードなし。ここもマルチニアク主審の判断は合理性がある。

自陣でのボールロストは主審にとってハードタスク。

68分、インテルが自陣でのボールロストからヤマルの前進を止めたムヒタリアンのファウルでPK。しかし、VARのOR(オンリー・レビュー)により、接触はペナルティエリアの外であるということで直接フリーキックに変更となった。

マルチニアク主審としては、この場面もインテルのボールロストに逆を突かれるような形に。かなり後追いとなり、ファウルの位置を正確に見極めるのは難しい状況だった。ヤマルがスピードに乗っていたこともあり、エリア内のファウルに見えやすい事象。自陣でのボールロストは予測も立てにくく、主審にとってはハードタスクだった。

88分、ラフィーニャのゴール。オフサイドポジションに立っていたフェラン・トーレスがシュートに対しよける動きを見せているが、オフサイドなしでゴールを認めた。アクションはしているものの、カバーに入ったアチェルビよりも後ろに位置しており、影響は与えていない。

90+3分、ドゥームフリースが球際で粘ってジェラール・マルティンからボールを回収。ノーファウル判定でそのままアチェルビの劇的同点弾につながった。五分五分のボールであり、いわゆる「ノーマルフットボールコンタクト」だろう。

<試合の講評>

インテルの積極守備と消耗。

バルサはクンデ不在が惜しまれる。

ディ・マルコに象徴されるインテルの積極守備。



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