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ンドカは長倉の背中をド突き、足に絡んだ。どちらにせよファウル妥当。(J1第22節)

J1リーグ第22節。注目の判定・注目の試合をピックアップし、簡単に講評する。

審判Topics

1度目は位置を誤認。

2度目は雪辱を晴らす。

池内主審、意地のPK判定。

FC東京 vs 横浜FC

(主審: 池内明彦 VAR: 田中玲匡)

79分、FC東京の高に対する横浜FC鈴木武蔵のチャレンジがファウルに。池内主審は当初はペナルティエリア外と判断し直接フリーキックを指示したが、VARのOR(オンリー・レビュー)により接触がエリア内であると確認。結果的にPKとなった。

ファウルであることは疑いの余地がなく、ポイントになったのは場所。高はエリア内に倒れこむ形になったが、勢いをもって飛び込んでいたので、接触がエリア外に見えたか。

90+11分、長倉とンドカの接触がファウル判定で本日2度目のPK。これは1本目とは逆に「ファウルかどうか」が非常に際どい判定だった。

初見の印象としては、

①ンドカは肩を当てているが、後方からであり、背中から「ド突く」ような形になっている。=ンドカのチャージに正当性なし

②長倉はンドカの体当たりを食らったあと、ワンモーション置いて倒れている。=自ら「倒れよう」という意図?

と感じたので、ノーファウル寄りの印象だった。

しかし、リプレイ映像で見ると、肩と背中の接触の後に、足が絡んでいることがわかる。踏み付けた…とまではいかないが、長倉の左足にンドカの右足が絡んでおり、そうであれば長倉の足の運びがおかしくなったのも理解できる。

池内主審は非常によい角度で接触を見ていた。足の絡みだけ見れば間違いなくファウル、プッシングのほうを採る選択肢もあった。いずれにせよ、ファウル判定には一定の妥当性があり、VARが覆すのは難しい。チェックは慎重に行っただろうが、介入なしは妥当だ。

清水 vs 柏

(主審: 先立圭吾 VAR: 福島孝一郎)

71分、コーナーキックの場面でハンドがありPK。ニアで競り合ったレイソルの細谷の腕が高く上がっており、そこにボールが当たった…となるとハンド妥当だ。先立主審は非常によい距離・角度で見ており、自信をもって判定を下した。

京都 vs G大阪

(主審: ウーカシュ・クジュマ 副審: ダーヴィッド・ゴリス、ヤコブ・ヴィンクラー VAR: 木村博之)

25分、コーナーキックからサンガのマルコ・トゥーリオがヘディングでゴール。川﨑颯太はオフサイドポジションにいたが、トゥーリオのヘディング時点ではGKから離れる方向に動いており、GKの視野も遮っていない。ボールへのアクションも見られないので、関与なしと判断しオフサイドなしというジャッジで問題ないだろう。

ポーランドから審判交流プログラムで来日中のLukasz KUZMA(ウーカシュ・クジュマ)主審は、同じくポーランドの両副審(ダーヴィッド・ゴリス副審、ヤコブ・ヴィンクラー副審)とのトリオで今節を担当。副審は川崎がオフサイドポジションにいたことを認識していたはずだが、主審と関与・影響の有無を擦り合わせたはず。国際主審としての経験も豊富な木村博之VARを含め、冷静にジャッジを下したことだろう。



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