自動画像

アーセナルとシティに勤続疲労の影。スパーズはゲームマネジメントが鍵。(プレミア第22節)

イングランドプレミアリーグ第22節。注目の判定・注目の試合をピックアップし、簡単に講評する。

Referee topics

足元の見極めに課題を残した

ロビンソン主審。

ウェストハム vs ボーンマス

(Referee: ティム・ロビンソン A2: アダム・ナン VAR: サイモン・フーパー)

3分、ボーンマスが敵陣深くでボールを奪い、ソランケがゴール。当初はオフサイド判定だったが、VARのOR(オンリー・レビュー)により判定が変更となり、ゴールが認められた。

ソランケがオフサイドポジションにいたことは明白なので、焦点になるのは「ラストタッチがどちらか」だ。ロビンソン主審は当初「ボーンマスのクリスティーがラストタッチ」と判断したが、リプレイ映像で見るとラストタッチはウェストハムのカルビン・フィリップスであり、明らかに「意図的なプレー」でもあるので、オフサイドは成立しない。

ロビンソン主審としては、ウェストハム側のロングボールに備えたポジションをとっていたが、ボーンマス側がボール奪取に成功したことでかなり遠い位置からの見極めになってしまった。ウェストハム側が追い込まれているのを感じ取ってポジションを修正しておきたかったところだが、間に合わずVARの「お世話になる」ことになった。

つづいて58分、エリア内で仕掛けたクドゥスにケリーが対応しもつれ合って転倒。当初はノーファウルだったがOFR(オン・フィールド・レビュー)の末にファウルでPKとなった。

ドリブルに対して後れをとったケリーはまずクドゥスの肩に手をかけており、これがポッシブル・ファウル。その後、クドゥスの足に絡んでしまい、これが直接的な転倒の原因になっている。前者のホールディングはクドゥスの前進にそこまで影響していないように思えるのでノーファウルもありえるが、後者の接触は明らかにファウルに値するので、VARが介入したうえでの判定変更は妥当だろう。

ロビンソン主審は今度は悪くない距離と位置で見ていたようには思えた。あの角度からホールディングが見えないわけはないので、おそらく「手はかかったが大きな影響はしていない」という判断か。一方で、腕の動きに目がいってしまい足の接触にフォーカスできなかった可能性はある。いずれにせよ、明らかな接触なので、VARなしでファウル判定を下したいシーンではあった。

若干気になったのは、OFRで1つの角度の映像ばかり確認していたことだ。手前側(メインスタンド側)からの映像を繰り返し確認していたが、個人的にはバックスタンド側からの映像のほうが足の接触がわかりやすい。ノーマルスピードでの確認はよいと思うが、複数アングルから映像を確認したほうがより明確に事象を把握できたようには感じる。

ウォルヴァーハンプトン vs マンチェスター・U

(Referee: ジャレット・ジレット VAR: ポール・ティアニー)

68分、エリア内で仕掛けたネトが倒れてPK。切り返しに対してカゼミーロが出した足にネトが引っ掛かっていた。接触は僅かだったものの、足が当たっているのは事実なので「明白な間違い」とは言えず、VARの介入は難しいだろう。

ユナイテッド側が主張したように、ネトが足を残して接触を誘発し、僅かな接触にもかかわらずオーバー気味に「飛んだ」印象はある。とはいえ、鋭い切り返しに対して完全に逆をとられ、咄嗟に出した足に正当性はなく、接触してしまった以上はファウルとなるのはやむを得ない。ジレット主審の判定は十分に受け入れられる。

マンチェスター・C vs バーンリー

(Referee: サム・バーロット VAR: ロバート・ジョーンズ)

75分、バーンリーのコナー・ロバーツがストーンズを小突いたのをきっかけに両軍の選手が小競り合いに。当事者間はロバーツが謝罪して収束しかけたが、リコ・ルイスがロバーツに詰め寄り、そこにエデルソンが肩をぶつけて「参戦」したことで小競り合いに発展したように見えた。

結果的には、ロバーツとエデルソンに警告が提示された。ロバーツがストーンズを押したプレーはそもそも不必要だったが、彼に肩でアタックしたエデルソンの行為も褒められたものではない。喧嘩両成敗の形にはなったが、妥当なジャッジだと言えよう。

まだ若いバーロット主審だが、競り合いがある程度発展してしまったので巻き込まれないよう距離をとりつつ、冷静に見極めた。

ルートン・タウン vs ブライトン

(Referee: ロバート・ジョーンズ Assistants: イアン・フシン, ウェイド・スミス VAR: ピーター・バンクス)

3分のルートンの得点、48分のルートンの得点取り消しともに、副審としては際どいラインジャッジが求められるシーンであった。前者はA1のイアン・フシン副審、後者はA2のウェイド・スミス副審が見事に見極め、VARの介入なしで正しい判定に辿り着いた。

各試合の講評

攻撃的な采配で逆転勝利。

ポステコグルーの課題は変わらず。



本記事は参考情報として提供しており、内容の正確性・最新性について保証するものではありません。

Jリーグマニアを始めよう!
未登録でも記事投稿できます

アカウントがなくても、思いついた内容を すぐに記事として投稿できます。

いま話題になっている記事や、参考になりやすい内容をまとめてチェックしてみる