オフサイド→OFR→オフサイド。同じに見えるが「明白な間違い」があったはず。(J1第9節)
J1リーグ第9節。注目の判定・注目の試合をピックアップし、簡単に講評する。
審判Topics
タイトなオフサイドジャッジ
が連続して発生。
福岡 vs 浦和
(主審: 笠原寛貴 副審: 日比野真、岩崎創一 VAR: 田中玲匡)
86分、セットプレーから最後はアビスパの藤本が押し込むも、少し時間を置いてA2の岩崎副審の旗が上がってオフサイド。結局VAR介入によりOFR(オン・フィールド・レビュー)となったが、最終的にはオフサイドでジャッジ確定となった。
ニアで競り合った安藤はオフサイドポジションに見える。VARチェックでも安藤のところを確認していたので、VARによる3Dラインチェックでオフサイドポジションであることは確認したはずだ。そうなると、安藤はボールは触っていないもののレッズ側の選手と競り合っているので「相手競技者に関与」に当たると考えるのが妥当だろう。
結果的には当初判定と同じオフサイドで決着したが、OFRに至った理由としては、
当初判定は藤本がオフサイド→藤本はオフサイドではなく、安藤のところがオフサイドなので「明白な間違い」で介入
当初判定は「安藤がボールに触ったのでオフサイド」→安藤はボールに触れていないので「明白な間違い」で介入
のいずれかだと思われる。笠原主審、岩崎副審ともに非常にタイトな見極めとなった。
柏 vs G大阪
(主審: 小屋幸栄 VAR: 上村篤史)
80分、エリア内でガンバの山下がドリブルで仕掛け、レイソルの小泉のスライディングを受けて転倒するもノーファウル判定。リプレイ映像で見ると、最終的に接触はあるものの、小泉のスライディングを認識した山下が接触の前に爪先を立てており、「倒れてファウルをもらおう」という意図を感じる動作になっている。DAZN実況の桑原学氏の「(熊坂の)残り足に(山下が)当てにいった」という表現が的確で、ノーファウル判定は妥当だろう。
小屋主審はエリア内での仕掛けを予測した動き出しとスムーズな近寄りで、非常に近い距離で見極めており、接触より前に山下が自ら倒れにいった動作を間近で確認できたのだろう。判定はスムーズだったし説得力があった。
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