傅明(フー・ミン)主審にとっては悔しい見逃し。見極め難度は高かった。(J1第19節)
J1リーグ第19節。注目の判定・注目の試合をピックアップし、簡単に講評する。
審判Topics
際どいオフサイドジャッジ多数。
町田 vs 横浜FM
(主審: 傅明 VAR: 上村篤史)
6分、コーナーキックから昌子のヘディングでゼルビアが先制するも、VARが介入。主審がOFR(オン・フィールド・レビュー)を行ったうえで、GKに対する沼田のファウルを採ってゴールを取り消した。
強い力が加わったようには見えないが、沼田の左腕は飯倉の腕に完全に絡んでおり、動きを制限したのは間違いない。ホールディングがなかったとして飯倉がボールにプレーできたかは微妙だが、少なくとも昌子のシュートに対するポジショニングはより余裕をもって構えることができたはず。ホールディングのファウルを採った判断は妥当だろう。
今季からJリーグを担当している傅明(フー・ミン)主審としては、おそらく昌子のほうの接触にフォーカスしたと思われ、GK周りの接触を明確に確認できなかったか。
C大阪 vs 清水
(主審: 木村博之 副審: 長谷川雅、西村幹也 VAR: 鶴岡将樹)
10分、カウンターの場面でセレッソの北野がエスパルスの住吉に倒されてPK。追いすがった住吉が後方から北野の足に絡む形になっており、ファウルを採らざるを得ない。
住吉としては自らのパスミスが招いたカウンターであり、自分が止めねばと焦りがあったか。軽率なプレーだった。木村主審としてはカウンターにやや置いていかれる形になったが、なんとか角度を確保して見極めた。A1の長谷川副審のサポートがあったかもしれない。
40分のセレッソのゴール取り消しに関しては、ロングボールに対する戻り際の見極めであり、A1の長谷川副審にとって判定難度は高い。90+7分のゴール取り消しは、GKが前に出ており後ろから2番目のフィールドプレーヤーがオフサイドライン。GKの飛び出しに瞬時に反応するのは難しく、ここもA2の西村副審を責めるのは酷だろう。
京都 vs FC東京
(主審: 今村義朗 副審: 日比野真、田中利幸 VAR: 中井敏博)
58分、FC東京の遠藤がゴールネットを揺らすもVARが介入。オフサイドを採ってゴール取り消しとなった。
ファーに走り込んだ小泉のシュートをサンガGKの太田が阻み、こぼれたところを遠藤だったが、小泉のシュート時点で遠藤がオフサイドポジション。太田のセーブによりオフサイド不成立にはならないので、主観的な判断の余地なくオフサイドだ。
A1の日比野副審としては、中央で混戦になる中で入り乱れる選手の位置を正確に把握するのはなかなか難しい。左サイドからボールが入り、ファーまで流れたあと、再び左サイドへ…ということで、ポジション修正はかなり難しかった。責められない。
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